小樽天狗山スキー場12/14オープンで安全祈願祭

 

 

 12月14日(土)のスキー場オープンに先立ち、小樽天狗山スキー場(最上2)を運営する中央バス観光開発株式会社(岡田浩司代表取締役社長)は、6日(金)11:30から山頂のTENGU CAFEで、安定した降雪と安全を祈願する安全祈願祭を執り行った。

 

 悪天候が懸念されたが、出席者は予定通りロープウエイで、景色が見渡せる同会場に集まった。小樽総鎮守・住吉神社(住ノ江2)神職・木谷渉さんと川端克征さんにより神事が進めらた。

 

 岡田社長をはじめ、北海道中央バス株式会社・二階堂恭仁代表取締役社長、小樽市教育委員会・丸田健太郎生涯スポーツ課長、小樽観光協会・西條文雪会長、小樽天狗山観光振興会・浅原千代治会長、小樽スキー連盟・小鷹孝一会長、小樽天狗山スキー学校・戸塚浩司校長など、関係者30名が出席し、代表者による玉櫛奉天を行い安全を祈願。終了後は、天狗山ギャラリーに場所を移し直会(なおらい)が行われた。

 

 岡田社長は、「お客様と施設に携わる人々の安全、山の賑わいと安定的な降雪を祈願した。残念ながら雪が足りない状況でご利益に預かりたい。1979(昭和54)年12月22日にスタートして41回目のシーズンとなる。1990(平成2)年頃がピークとなり、当時はスキー客が4割、観光客が6割だったが、現在は、観光客が9割を占めている。通年観光に向けて着々と定着してきた、インバウンド向けにスキー体験や雪遊びを楽しめるよう、山麓にスノーパークを設置し、緩斜面のゲレンデを増設した。お客様の安全と感動・歓喜・素敵な思い出を提供する会社の理念に基づき、事業推進に努めたい」と挨拶。

 

 同スキー場での積雪状況は、麓10cm~15cm・山頂20cm。スキー場が安全に開設できるには、50cm~60cmの積雪が必要となる。

 

 11月24日(日)からロープウエイの冬期営業を開始。天狗山40周年を記念して、開業日である12月22日(日)には、先着40名にポストカードをプレゼントするなど、特別企画を用意している。

 

 開業40周年事業についての詳細は、小樽天狗山ロープウエイ・スキー場HP(外部)へ。同スキー場オープンは14日(土)を予定。

 

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