第22回小樽雪あかりの路 ポスター披露!

 第22回小樽雪あかりの路(2020年2月9日~16日・西條文雪実行委員長)を、イベントを紹介するポスター(カラー両面刷り・2,500枚)が完成し、12月10日(火)15:00から、小樽市公会堂(花園5)1号室で記者発表が行われた。

 西條実行委員長は、「一時は、各国のボランティアが来られないと頭を悩せていた。中国は来られないが台湾が初参加することになり、例年の人数を確保出来た。日本人も含めてボランティアに支えられ、22回目を成功させたい。内容は検討中だが、8日は前夜祭を予定している」と挨拶した。

 昨年に続き、フォトコン応募作品の写真を掲載したポスター両面に合うキャッチコピーを、10月17日〜31日に募ったところ、道内外91名・175作品が集まった。

 メーン会場の小樽運河の写真の面には、池永一宏さん(大阪府高槻市)の「眺めるほどに あたたかい」が、朝里川温泉・手宮線会場・天狗山会場・塩谷あかりの路会場の4つ組写真の面には、佐々木健人さん(富岡)の「ひとつの灯は小さくとも…」が採用された。

 キャッチコピーを掲載したポスター2枚を並べると、メーン会場と主力会場が上手く繋がるよう工夫され、それぞれのキャッチコピーも、繋げても意味が通じるような仕掛を行なった。

 西條実行委員長から、出席した佐々木さんに商品券5,000円分とワックスボウルが贈られた。

 毎年、雪あかりを観ていた佐々木さんは、「ポスターの写真を見て、作っている人たちの思いを、“1つの灯は小さくても、みんなで作るあかりは大きい”との意味を込めて考えた。今年はボランティアにも参加してみたい」と話した。

 出席できなかった池永さんは、「雪と灯が織り成す浪漫香る小樽の風物誌の中で、その光景を見つめると誰もが感じる、人の心と町の灯の温かさをイメージした。いつまでもこの景色を眺め、ひとりでもカップルでもファミリーでも、そんな優しい小樽の情緒を印象に残る言葉で表現した」とコメントを寄せた。

 完成したポスターは、JR札幌駅をはじめ、市内宿泊施設や観光案内所等に、10日以降発送。選ばれたキャッチコピーは、ポスター・パンフレット・HP等などの宣伝媒体に広く活用する予定だ。

 また、同イベントボランティアを募集している。問合せ 0134-32-4111 内線267 小樽雪あかりの路実行委員会事務局。