ご当地みくじで地域おこし!小樽住吉神社

 北海道の有志神社で取り組む全国初の「北海道ご当地みくじ 蝦夷みくじ」に、このほど、小樽住吉神社(住ノ江2・星野昭雄宮司)が新たに加わり、道内8ヶ所の神社で「蝦夷みくじ」が揃った。

 

 同みくじは、各地の歴史的背景と特産物にスポットを当て、地域おこしとまちの再認識を促すことを目的として、函館市・稚内市・帯広市・根室市・美瑛市・江別市・苫小牧市・小樽市の8つの神社が参加。

 

 各地の特産物や名産品をモチーフにしたそれぞれの張り子とセットして、幸運スポットや幸運の北海道名物を、北海道にちなんだ場所や食べ物を8社共通の北海道弁で掲載しているのも面白い。初穂料は共通で、1個につき300円。

 

 当神社も、2年前から参加を視野に入れ、昨年から企画。地元に繁栄をもらたし、日本遺産である北前船の航路繁栄に寄与した“にしん”をモチーフに張り子を作り、先人たちがひとつひとつ積み重ね、今の小樽があり、築き上げた意味合いから、縁起の良い語呂合わせとして、「日進月歩 にしんげっぽ」と命名し、5,000個を用意した。

 

 12月26日(木)から同神社社務所で頒布を開始。1月1日元旦0:00から神輿蔵で頒布を予定している。

 

 星野宮司は、「おみくじで郷土愛を再発見し、地域おこしとなればと思う。蝦夷みくじを求めて、全道を巡っていただければ」と、期待を寄せている。

 

 湯倉神社(函館市)は「イカすみくじ」、樽前山神社(苫小牧市)は、ホッキ貝が有名なことからホッキの張り子で、「貝運一念発起!みくじ」など。

 

 ◎小樽総鎮守住吉神社(外部)