正月休みを終えた1月6日(月)、小樽市役所(花園2)では、9:00から同所議場で仕事始めの式が行われ、迫俊哉市長は、職員約180人を前に年頭の挨拶を述べた。
市長は、札幌でのサッカーやマラソンの開催を予定している東京オリンピックに触れ、「関係機関からの要請にはしっかりと対応。何よりも多くの外国人観光客が訪れることが予想され、小樽をしっかりとPRできる体制を整えなければならない」とした。
市政では、「第7次総合計画に掲げられた事業をしっかりと進め、将来に向けた持続可能な地域社会の実現に向けての元年。港湾計画の改訂に向けた長期構想、総合戦略など様々な計画が予定され、進行管理に努め着実に進めてもらいたい」と期待した。
人口減少に関わる本を2冊紹介。小樽市人口減少問題研究会著「人口半減社会と戦う 小樽からの挑戦」の一部を紹介し、「目標達成のためには、部門を越えて共有することがすべての政策に当てはまる。組織力の強化のためには、私自身もリーダーシップを発揮し、1人1人の意識改革が必要。職場を越えて庁内を俯瞰する・将来を俯瞰する。そういったことを1人1人考えてもらいたい。私たちがやらなければならないことは決まっている。縦割りを解消して組織力の強化によってひとつひとつの政策を、効果的・効率的に進めることが必要と感じている」と強調した。
最後に、「余暇を上手く利用し、日頃から心身共に健康をキープし、改めて、市民から信頼される市政に、使命感を持って今年1年取り組んでもらいたい」と述べた。