令和2年小樽市成人式 957人を祝福

 小樽市は、1月12日(日)14:30から、小樽市民会館(花園5)大ホールで、令和2年成人式を挙行。晴やかな振袖や袴、スーツで着飾った新成人が集まった。

 1999(平成11)年4月2日~2000(平成12)年4月1日に生まれた小樽市民、男性441人・女性516人の昨年より86人少ない計957人(2019年12月1日現在)が対象。

 企画・運営した同市成人式運営委員会の菊池亜海委員長が開会を宣言し、式がスタート。

 迫俊哉市長は、「本日の成人式を機に、皆さんが歩んできた20年間を振り返り、これまで育ててくれた家族、指導してくれた先生、見守ってくれた地域の方々に感謝の気持ちを思い起こしていただきたい。これからは成人としての自覚と責任を持ち、周りの人や地域社会に貢献できる人になってください」と式辞を述べた。

 成人を代表して、市立高等看護学院2年の田口圭奈さんと石畑ヒカルさんが、「社会人の一員として、常識ある行動を取り、自覚と責任を持って、第一歩を踏み出したいと思う。それぞれの道で、なお一層の努力を積み重ね、心豊かな成人として、新しい時代を築くことを誓う」と、誓いの言葉を述べた。

 閉式後、寿司や焼肉の食事券やおたる水族館ペア入場券等、38本の豪華賞品が用意された抽選会が行われ、当落選に一喜一憂しながら楽しんでいた。

 また、今年の成人者に合わせた時代風景や恩師がメッセージを語る、同運営委員会が制作したスライドショーが上映され、懐かしい恩師が流れるたびに歓声が沸き起こっていた。

 祝賀行事として、裏千家淡交会小樽支部によるお茶席、記念写真コーナーが設けられ、友人と一緒にお茶を味わい、成人の記念に写真撮影を楽しんでいた。

 会社員の守田光稀さんは「これからは、親に迷惑をかけたくない」と話し、大学生の相澤詠里さんは「これまで育ててくれた母に感謝の気持ちを伝えた。これからは就職もあり、迫市長が式辞で述べられたように、地域貢献を目指し立派な大人になりたい」と決意を述べた。

 式は16:00に終了したが、ホールや入口には大勢の成人で、しばらく混雑が続いていた。

 ◎令和2年小樽市成人式のお知らせ(外部)

 ◎関連記事