久しぶりにまとまった雪 小樽積雪26cm

 2020(令和2)年が明けて2週間が過ぎたが、北海道各地で記録的な雪不足が続いている。

 1月15日(水)の小樽は、未明から雪が降り続き、久しぶりに15cm以上の降雪となった。17:00現在で積雪26cmとなり、市民は、久しぶりの雪かきに精を出していた。積雪の平年値は66cmで、スキー場ではまだ雪不足が続いている。

 最高気温もマイナス2.3℃(15:35)と上がらず、一日中氷点下の真冬日の寒さに見舞われた。

 札幌管区気象台発表の15日道内173地点の最深積雪は、一番の積雪が上川地方朱鞠内127cm、次に同地方幌加内の101cmで、1mを越えている地点は2地点。小樽は34位。北見、江差など5地点では、積雪0となっている。

 観光客が集まる小樽運河浅草橋では、周辺のナナカマドにも雪が綿帽子のように積もり、雪化粧した景色をバックに写真撮影が行われ、散策する観光客で賑わっていた。

 16日(木)は、弱い冬型の気圧配置となり、気温はマイナス2℃からマイナス4℃の真冬日、降雪確率は60%。雪が降ったり止んだりの見込み。

 ◎アメダス〜2020年1月15日小樽(外部)