メディア芸術祭小樽展 各会場でイベントを展開

 1月11日(土)から16日間にわたり、小樽市産業会館(稲穂2)をはじめとする4会場で開催中の文化庁メディア芸術祭小樽展「メディアナラティブ~物語が生まれる港町で触れるメディア芸術」が、約100点以上の最新アートに触れることのできるイベントの後半に入った。

 同館会場では、小樽出身のアーティスト・山口一郎氏が作詞作曲したサカナクションのベストアルバム「魚図鑑」収録の「アルクアラウンド」を放映。第1回デジタルアート部門大賞を受賞した近森基氏の作品など、触れることのできる作品を展示。

 また、19日(日)18:00から「ユカリそれからみづ紀のナラティブ」と題して瀧波氏と三角氏のトークイベントを、玉川薫文学館館長が聞き手として開催する。

 26日(日)15:00から、クロージング・トークセッション「テクノロジーとエンタテインメントの融合がもたらす未来ーより深いメディア・ナラティブに向けて」と題して、LeaR代表小橋賢児氏、同展エグゼクティブアドバイザー水口哲也氏、同ディレクター岡田智博氏等が出演予定。

 市立小樽文学館(色内1)のフリースペースでは、小樽展ならではの特別企画として、小樽の街を舞台にした漫画(瀧波ユカリ氏)と詩(三角みづ紀氏)を公開している。

 オタモイ唐門や龍宮神社などを訪問した体験を織り交ぜ、ナラティブライブを開催。16日(木)から制作の様子を映像で流し、完成した作品を展示している。

小樽市民センターマリンホール(色内2)では、長編アニメーション映画を上映。24日(金)19:00から岩井俊二氏作「花とアリス殺人事件」、25日(土)12:00から細田守氏作「おおかみ子どもの雨と雪」、15:00から新海誠氏作「君の名は。」の3作品。入場整理券は同会館内本展インフォメーションで配布中。

 ◎文化庁メディア芸術祭小樽展(外部)

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