楽しく体力作り! 歩くスキー教室

 

 

 小樽市教育委員会主催・おたる自然の村公社共催の歩くスキー教室が、1月18日(土)~25日(土)の日程で始まり、子どもから大人までが心地良く汗をかき、冬場の運動不足を解消していた。

 

 冬期間における市民の体力づくりと歩くスキーの普及を目的として、小樽市からまつ公園運動場(最上2)周辺で、小樽スキー連盟の指導員や北海道スキー連盟クロスカントリー競技本部強化専門委員ら8名が講師を務めた。

 

 初日18日は、9:50にからまつ公園運営ハウスに集合し、申込・当日共20名が受講。そのうち初心者は10名だった。

 

 同ハウス2階で、同クラブベテラン指導員から、実技前のスキー用具の選び方と装着のしかたなど、歩くスキーについて簡単な理論を説明を受けた。

 

 同ハウスには、無料貸出の用具が充実し、小学生低学年用から大人まで幅広いサイズに対応している。受講者は、ほどんど貸出スキーを利用。

 

 例年より雪が少なく、林間コースは、現在開放していないが、クロスカントリー公認コースで海が見えるコースは、日本でもここだけだという。

 

 広大なグランドに出て準備運動を済ませた参加者は、レベルに合わせた班に分かれ、担当指導者について1周800mほどのコースを滑った。

 

 1周で休む人もいれば、何周も挑戦する人もいて、少しずつフォームも形になっていった。

 

 先月手の手術を受けた女性(73)は、「昨日、お医者さんから教室に参加して良いと許可をもらった。手ぶらで来られるところが良く、参加してみて手の自信にも繋がった。指導する人も親切で良かった。5日間参加する予定」と話した。

 

 各地のマラソンに参加し多数の完走記録を持つ、小樽人力車倶楽部・佐々木宗雄代表も受講。軽やかなフォームで、スキーを滑らせ楽しんでいた。

 

 同公園運動場クロスカントリースキーコースと運営ハウスは、1月7日(火)~3月28日(土)10:00~16:30に一般開放し、歩くスキー用具の貸出(10:00~16:00)も無料で行っている。問合せ:0134-25-1701 おたる自然の村公社

 

 ◎小樽市〜歩くスキー事業

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