手を洗おうポスターコンクール最優秀学校賞受賞 手宮中央小

 日本石鹸洗剤工業会(東京都・掬川正純会長)が主催するクリーンキャンペーン「手を洗おう、きれいな手!」ポスターコンクール2019で、小樽市立手宮中央小学校(末広町13・谷本慎司校長)5年生38名のポスターが最優秀学校賞を受賞。

 1月20日(月)3学期の始業式に合わせ、全校生徒が集まる同校体育館で、同会・小川滋之広報委員から賞状と記念の楯が贈呈され、化粧石鹸1,000個とハンドソープも贈られた。

 同会は、石鹸や洗剤などのメーカーや原料となる油脂製品メーカーで構成される生産者団体で、1950(昭和25)年に創立。2009(平成21)年から、全国の小学生以下を対象に、手洗いの大切さを伝える標語を入れたオリジナルポスター作品を募集し、個人賞と学校賞を選出している。2019年は、作品総数9,802点、学校・団体など523件の応募があり、同校は、学校賞の部で最優秀学校賞を受賞。北海道の小学校では初受賞となった。

 小川委員は、「色使いが鮮やかなで、シンプルで伝わりやすく、手洗いの重要性を伝えるメッセージ性を強く感じ、5学年38名の作品すべてレベルが揃っていた」と、作品を高く評価されたという。

 学級委員の角谷蒼空君は、「隅々まで泡をつけて洗い、きれいに流すことを思い描き、ポスターを見た人に、手洗いの大切さを伝えようと制作した」と話し、受賞を喜んだ。

 谷本校長は、「北海道の小学校では、初めて最優秀学校賞を受賞した。インフルエンザの予防には、しっかりと手洗いをすること。立派な賞の受賞をきっかけに、より一層、石鹸でしっかり手を洗うことに気をつけて、これからも挑戦することを大切に」と話した。

 全校生徒が見られるように、ポスターは教室に掲示し、正しい手洗いの啓発にも使用する予定だ。

 ◎「手を洗おう、きれいな手!」ポスターコンクール2019受賞作品(外部)