20チーム216名が熱戦! 小樽ティーボール大会

 1月25日(土)9:30から、小樽市総合体育館(花園5)で、小樽ジュニアベースボールクラブ主催の第10回小樽ティーボール大会が開かれ、小樽・余市・古平の少年野球20チーム・216名が参加。

 小樽リトルシニア球団の後援と、審判員等に小樽北照高校野球部1・2年生20名が協力。AコートとBコートに分かれ熱戦を繰り広げた。

 ティーボールは、野球やソフトボールに似たボールゲームで、本塁プレートの後方のバッティングティーに置いたボールを打つ。

 所属チームの5年生以下を対象に、ティーボールを通じて子どもたちの交流を深め、健全育成に寄与するとともに、楽しみながら野球のルールや基本技術を習得することを目的として開かれている。

 開会式では、大会長の同クラブ・鈴木喜明代表理事が激励の挨拶、小樽シーレックス奥沢・植野晃気君が選手宣誓を行い、競技への士気を高めた。

 1チームベンチ入りは20名で守備者9名、試合は2イニング制とし、決勝戦のみ3イニング制。1試合制限時間15分、決勝戦は無制限。Aコートは野球経験者、Bコートは初めての児童や低学年が出場した。

 稲穂スラッカーズB(真田高大責任者)と、オール手宮・高島合同チームB(遠山雅之責任者)が対戦。保護者や監督が試合を見守り、応援する声が飛び交い、
会場は熱気に包まれた。

 スラッカーズBキャプテン・日下部賢君(小4)は、「みんな頑張っていたが負けてしまった。次の試合に勝って喜べるよう、頑張って試合に臨みたい。キャプテンなので、みんなをまとめられるようにしたい」と意欲を示した。

 審判の手伝いで参加し甲子園を経験した北照高校2年の齋藤優斗さんは、「小学生のプレイを見て、元気をもらった。野球人口が増えればと思う」と話した。

 日頃の練習の成果を発揮する選手も、初めてバットを持つ子どもも、一生懸命にティーボールに参加し、チーム一体となって楽しい時間を過ごしていた。

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