堀川教授の講演会と祝賀会 参加者募集

 環境社会学や都市社会学専門の法政大学社会学部教授で社会学者の堀川三郎氏は、1997(平成9)年から、小樽のまちづくり運動関係者へのヒアリング調査と景観定点調査、商店街の現状確認の調査をなどを行い、都市環境研究の集大成となる「町並み保存運動の倫理と帰結ー小樽運河問題の社会学的分析」(東京大学出版会2018年2月刊行)により、2019(平成31)年5月に日本都市計画学会石川奨励賞、9月に第11回日本都市社会学会賞、10月に2019年度日本都市学会賞の3賞を受賞。

 この受賞を称え、2月11日(火・祝)16:00からニュー三幸(稲穂1)小樽本店で、「町並み保存運動の倫理と帰結ー私と小樽の33年間」(仮題)と題して記念講演と祝賀会を開く。

 同講演会は、今後の小樽の歴史的建造物の保護や活用方法、町並みの景観保全、小樽らしい観光振興のあり方、将来に向けたまちづくりの姿などの課題を共有できる貴重な機会として、多くの参加を呼びかけている。16:00~17:30、参加費無料。

 続いて18:30~20:00に、祝賀会を会費4,000円で開き、当日会場で徴収する。講演会のみの参加も可能。参加希望者は申込フォームで、1月31日(金)までに。

 2008(平成20)年11月に、元小樽運河を守る会会長の峯山冨美さん(2010年逝去)が、日本建築学会文化賞を受賞したことを記念したシンポジウムで、同氏の保存運動の経過と成果の基調報告が行われた。

 問合せ:0134-33-2025(19:00以降)・080-1872-2571(12:00~19:00)・メール

 小樽まちづくりコミュニティ(まちコム小樽)堀川三郎教授学会賞受賞記念小樽講演会開催実行委員会事務局(Barモダンタイムズ 太田善之)

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