小樽市 葬斎場控室使用料等176,500円紛失

 小樽市は、2月26日(水)19:00から市役所(花園2)記者室で、阿部一博生活環境部長・同菊池宏二次長・渡部之伸場長が出席して緊急記者会見を開き、本市葬斎場(緑町5)事務室で保管している、金庫の中にあるはずの葬斎場控室使用料等176,500円が、25日(火)に紛失が判明したと発表。

 「市民の皆さんから預かった使用料を紛失して大変申し訳ない。今後は再発防止策を徹底し、2度とこのような事故を発生させない」と謝罪した。

 

 葬斎場は、親族が休憩所に使う控室使用料などを現金で受領。平日は事務室にある手提げ金庫で一時保管し、業務終了後に最寄の郵便局に毎日入金しているが、土日など当日入金できない場合は、現金を手提げ金庫に入れ、大型の耐火金庫で施錠して保管。

 

 22日(土)の控室使用料3件分40,500円と23日(日)の控室使用料7件、火葬炉使用料1件分136,000円の合計176,500円とつり銭20,000円が、23日12:00に手提げ金庫にあるのを渡部場長が確認。

 

 事務室が無人状態で金庫を無施錠のまま、渡部場長がトイレのため3、4分離席。12:15頃に戻った渡部場長が、手提げ金庫の中を確認せずに耐火金庫へしまい施錠した。

 

 翌24日(月)は友引のため休場。16:00~16:30に事務作業のため渡部場長が来場。25日(火)は、渡部場長と事務補助員等7名が勤務し、火葬8件を処理。

 

 9:20に事務補助員が耐火金庫から手提げ金庫を取り出し、11:30に事務補助員が、釣り銭以外の176,500円が入った袋ごと無くなっていることに気づいた。

 

 14:00まで周辺を探すが見つからず、17:50に小樽警察署へ報告。19:00から実況見分及び現場検証を行ったという。

 

 再発防止策として、事務室が無人になる場合は必ず施錠する。手提げ金庫も施錠し、専用の保管場所に入れて施錠。耐火金庫にしまう前に手提げ金庫の中の金額を確認し、前日分の入金は必ず朝一番に確認するよう徹底するとした。

 

 ◎小樽市葬祭場控室使用料等の紛失について(PDF)