自由な発想で創作! オルゴール展

 小樽創作オルゴール実行委員会は、3月1日(日)から28日(土)まで、小樽オルゴール堂(住吉町4)本館2階回廊に特設会場を設置し、小学生を対象とした自由な発想で創作したオルゴール展を開催し、小樽・余市・石狩の低学年42点・高学年27点の合計69点を展示している。昨年は、幼稚園児4点を含む105点の応募があった。

 20回目となる今回は、「ぼくらのまち」~平成の思い出・令和の未来~をテーマに、それぞれに思うまちの特徴的な出来事や思い出を、縦30cm・横30cm・高さ25cm以内で持ち運べるオルゴールを創作した。

 小樽の冬を代表するイベント・小樽雪あかりに路のワックスボールを、ペットボトルのキャップを使って表現したり、おたる潮まつりのメーンステージを囲んで楽しく踊る潮ねりこみの様子や、家にあった不用品を使って、貝の家やタコの公園・ヒトデのデパートなどを制作した「うみのまち」など、ユニークなオルゴールが来場者の目を惹いていた。

 また、同館の来場者は外国人観光客も多いため、作品のPRを英語で書き入れる参加者も増えたという。

 宇美睦実行委員長は、「自分の住むまちにはこんなに素晴らしいことがあるのだとの思いを、オルゴールにして紹介している子どもたちの作品を、ぜひご覧いただければと思う」とPRした。

 会場には投票箱を22日(日)まで設置し、来場者が審査員となって、一番素晴らしいと思う作品に一票を投じ、最優秀賞・優秀賞・佳作を決定する。表彰式は28日(土)、同館2号館アンティークミュージアムを予定。

 ◎第20回小樽創作オルゴール展(PDF)

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