手作りマスクキットが人気! 手芸のぎんざ

 小樽都通り商店街にある手芸や洋裁生地などを販売するぎんざ本店(稲穂2・鳴海大社長)では、新型コロナウイルスの影響で市販マスクの品切れ状態が続く対策として、手作りマスクキットやガーゼ生地が売れている。

 マスクキットには、2重ガーゼ生地とマスクゴム・形状保持プラスチック(フォルテ)と、型紙がついた説明書が入って、1セット700円(税別)。平面マスク・タックマスク・立体マスクの3タイプから大人用2枚が作れる。

 すでに単体で無地のガーゼ生地は完売し、濃い色付きの生地だけとなっている。40cmで4個、80cmで8個作れ、別売のゴムやフォルテが必要。

 鳴海社長によると、2月頃からマスクを手作りする人が増え、ゴムひもが欠品したので、特設コーナーでマスクキットやガーゼ生地・ゴムひもの販売を始めた。

 マスクキットは陳列するとすぐ売り切れ、今日3月4日(水)現在までで342個が売れた。通常、ガーゼ生地は無地から柄物まで並んでいるが、無地や色の薄い柄物が欠品、入荷手配中とのこと。

 鳴海社長はキットで作ったマスクを愛用し、「簡単でミシンでも手縫いでも作れる手作りの楽しさを」と話した。

 同店は、3月5日(木)まで春セールを開催中で、マスクキットも20%OFFになる。

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