小樽市 新型コロナ感染症の対応

 国税庁が、所得税確定申告期限を3月16日(月)から4月16日(木)に延長したことを受け、小樽市では、市民税・道民税申告期限も同様に延長した。

 新型コロナウイルス等感染症への感染防止の観点から、申告会場の来場者を分散させて混雑緩和を図るため、土日・祝日を除く3月16日(月)までは、現在申告会場である小樽市産業会館(稲穂2)2階で、17日(火)から4月16日(木)までは、市役所(花園2)別館2階市民税課22番窓口で対応する。

 来場者には、手洗いとマスク着用を呼び掛け、申告書は郵送でも受け付けている。問合せは小樽市財政部市民税課へ(0134-32-4111内線242、FAX:0134-22-5354)。

 1月14日にWHO(世界保健機関)が新種のウイルスと認定し、31日に同機関が緊急事態宣言。2月7日、保健所に帰国者・接触者相談センターを、市内感染症指定医療機関に帰国者・接触外来を設置した。

 帰国者・接触者相談センターの2月7日~3月5日の相談件数は、市民から470件・医療機関から83件・その他86件の計639件。

 問合せは、小樽市保健所健康増進課 担当:結核感染症サブグループ。

 平日8:50〜17:20は、0134-22-3110、左記時間外は、0134-22-3117へ。

 一般相談の窓口ではありません。疑い例の定義に合致する場合のみの対応となります。(疑い例の定義はこちらのページで確認)

 同ウイルス庁内対策会議は、1月31日~3月2日に計6回開催し、同感染症の発生状況の情報を共有。国や北海道の動きを確認し、各部局で集めた情報の共有、市内で患者発生時の対応や市長指示事項の確認、公共施設の休業等を話し合った。

 2月28日、鈴木知事による緊急事態宣言により外出自粛を要請し、市内小中学校の休校期間を3月24日まで延長。卒業式を自粛、美術館や図書館・博物館などを休館し、イベント中止を余儀なくされた。

 保健所は市民や宿泊施設へ注意喚起し、医療関係機関への情報提供や協力を依頼、受入病床の確保依頼などを行った。

 道立衛生研究所で検査方法を学び、3月中旬を目処に検査ができるよう準備中で、1日あたり5名分の検査ができるようになる。

 3月5日(木)現在で、PCR検査(行政検査数)は、後志管内2町の2件を含む13件(陽性:0・陰性13)だった。

 ◎小樽市HP(外部)

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