参加自粛と時間短縮で実施 小中学校卒業式

 3月9日(月)に小樽市教育委員会は、文部科学省及び北海道教育委員会からの通知を踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、児童・生徒の健康・安全を考慮し、感染リスクに備えた市内小中学校の卒業式の対応について発表。

 卒業式は、在校生・保護者・来賓・地域住民の参加を取りやめ、事前練習は行わず当初の予定日に実施。児童生徒の間隔を十分に確保し、一斉に声を出すなどの活動は控え、個別授与していた卒業証書は、代表児童生徒に授与するなど、式全体の時間短縮に努めるとした。

 小規模校においては、在校生や保護者が式典に参加しても会場に十分なスペースを確保できる場合は、感染症予防に留意した上で実施しても良いとした。

 保護者等の参加を取りやめることから、卒業式当日の映像を各家庭に配布するなど、保護者に配慮した対応を各学校に依頼した。

 3月9日(月)付の新型コロナウイルスの検査状況は、検査件数17件(小樽市内15件・後志管内2件)で、陽性0件・陰性17件だった。

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況について(外部)

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