小中学校分散登校! 24日まで2回

 小樽市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症に伴う小中学校の休業期間の長期化に伴い、3月10日(火)に、学年や学級を単位とし児童生徒の人数を制限した上で登校させる分散登校の実施を決めた。

 児童生徒の心身の健康状態や学習状況の把握等を行い、新学期に向けた生活リズムを徐々に整えることを目的に、入校する際には健康状態を確認し、速やかに手指の消毒又は手洗いを実施する。

 風邪症状のある児童生徒は登校させず、児童生徒の間隔を前後左右2m程度のスペースを確保。十分な換気と清掃・消毒を徹底する。

 小学1年~中学2年の児童生徒1人につき、3月12日(木)~17日(火)の間に1回、18日(水)~24日(火)の間に1回の計2回、1回60分程度の短時間とする。

 中学3年の生徒については、12日(木)~16日(月)の間に卒業式も含め、1~2回・1回60分程度で実施する。

 個別の対応については、電話連絡による対応を中心に、生徒指導上の問題や家庭生活上の問題などの心配、保護者からの要望があった場合は、感染予防に留意の上、来校相談や家庭訪問を、面談時間30分程度に留めて実施する。

 学年末休業及び学年始休業の対応については、今後の状況を踏まえて判断するとした。

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