2020(令和2)年2月19日(水)に開会した小樽市議会(鈴木喜明議長)第1回定例会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予算特別委員会を3日間に短縮する措置を取り、21日間の会期日程で3月13日(金)に終了した。
最終日13日は13:00から本会議を再開し、今定例会に提出された市長提案議案37件・議員提案4件の計41件のうち、令和2年度小樽市一般会計予算をはじめ、小樽市職員定数条例等の一部を改正する条例案、北海道小樽商業高校の土地及び建物を取得について、消防署手宮支署新築工事請負契約についてなど38件を可決。
共産党が提出した議案第38号非核港湾条例案、議案第40号小樽市議会議員の報酬・費用弁償費及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例案、令和2年度小樽市一般会計予算に対する修正案の3件は否決となった。
今定例会で新たに付託された陳情4件については、陳情第11号公共施設再編に当たる機能と利便性の維持向上方について、陳情第13号小樽市立フリースクールの創設方について、陳情第14号新市民水泳プールの早期建設方についての3件は継続審査。陳情第12号小樽市民プール建設計画の中止方については不採択とした。
意見書案7件のうち、新型コロナウイルス感染症の対策強化等を求める意見書(案)など4件を可決、IR誘致に伴う疑惑解明と実施中止を求める意見書(案)、教員の変形労働時間制を導入しないことを求める意見書(案)、｢治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)｣の制定を求める意見書(案)の3件は否決とした。
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