小樽歯科衛生士専門学校卒業式 短縮して実施

 小樽歯科衛生士専門学校(稲穂2・加藤友一校長)は、3月14日(土)13:00から、グランドパーク小樽(築港11)5階銀河の間で、新型コロナウイルス感染拡大予防に伴い、来賓・在校生の出席や校歌斉唱をとりやめた卒業式を行なった。

 51期生11名の卒業を祝うために、保護者20名と学校関係者15名が出席、全員が着席した状態で式が始まり、加藤校長から1人ずつに卒業証書が手渡され、在学中の努力を讃えた学生表彰では、学術優秀賞・皆勤賞・優秀生徒表彰などが贈られた。

 加藤校長は、「様々な生活環境や疾病・考え方などが、1人1人違う患者さんに向き合い、気持ちをくみ取り、最善の治療やケアを提供することが求められている。本校の学びを活かして研鑽を続け、希望に満ちた未来を切り開き、健康で幸多き人生を歩まれることを心より祈念する」と告辞を述べた。

 卒業生を代表し、学術優秀賞・皆勤賞を受賞した渡邊舞さんは、「私たち11名は、同じ目標を持つ友人と出会い、共に学び共に支え、様々なことを乗り越え、今日卒業式を迎えられ嬉しく思う。長くも短くもあり、一社会人として自分自身を成長させる充実した3年間だった。学んだことを基に、自分の目指す歯科衛生士になれるようこれからも学んでいきたい」と決意を述べた。

 同卒業生は、3月1日(日)に歯科衛生士国家資格を受験、26日(木)発表予定。小樽市内6名・札幌市1名・後志1名・道内1名・道外2名に勤務予定。

 ◎小樽歯科衛生士専門学校HP(外部)

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