小樽歯科衛生士専門学校 2020年度入学式

 小樽歯科衛生士専門学校(稲穂2・加藤友一校長)は、4月4日(土)13:00から、グランドパーク小樽(築港11)5階銀河の間で、2020年度入学式を挙行。新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、来賓や在校生の出席や校歌斉唱を取りやめ、短縮して実施された。

 同校は1966(昭和41)年に創立され、54年を迎える伝統があり、これまで1,600名を超える同窓生が、全国各地で子どもから高齢者までの歯科保健医療の向上に貢献している。

 第54期生は、前年度より6名多い29名の歯科衛生士を志す。小樽出身者の11名・札幌7名をはじめ・釧路・帯広・音更・鵡川・苫小牧・音更・芦別の道内各地と、台湾初の新入生も加わった。

 式では、保護者と教職員約50名が見守る中、新入生1人1人の名前を呼び、加藤校長が入学を許可し、「歴史と伝統のある歯科衛生士専門学校の学生として、責任と自覚を持った行動を望む。3年という時間は長いようだが、振り返ると瞬く間に過ぎ去る。時代は、平成から令和へ移り、ひとりひとりが主役となる歯科衛生士誕生物語が始まる。

 青春時代の貴重な時間を、54期生の仲間と大いに語り合い大いに学び、親交を深めてもらいたい。そのために学生生活は、味わい深くかけがいのないものとなる。3年後、皆さんが誰1人欠けることなく、歯科衛生士として旅立つことを祈り、教職員一同、皆さんとともに歩み、全力でサポートすることを誓う」と告辞を述べた。

 新入生を代表して渡邊佳央里さんは、「私たちは、伝統傷つけないよう学則を守り、学業に励み教訓を旨とし、歯科衛生士として立派な社会人となるよう努力することを誓う」と宣誓。

 式終了後、教職員自己紹介とオリエンテーションが行われ、4月6日(月)から授業がスタートする。同会場では、15:00から2年生・22名を対象に戴帽式が行われた。

 現在、1年~3年生72名が在籍し、全員が国家試験合格を目指している。3月に卒業生した51期生11名は全員合格し、歯科衛生士として勤務。

 ◎小樽歯科衛生士専門学校HP(外部)

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