海上安全指導員指定書交付式 新たに7名指定

 第一管区海上保安部(新田慎二本部長)は、4月9日(木)14:00から、小樽地方合同庁舎(港町5)4階小樽海上保安部会議室で、海上安全指導員指定証交付式を行い、新たに石狩・小樽・古平7名の海上安全指導員を指定した。

 海上保安庁は、健全かつ安全なマリンレジャー活動を推進するため、安全航行に関する周知啓発活動を実施する民間有志を、海上安全指導員に指定し、海上での安全航行に関するマナーの周知及び当該海域における各種情報提供等の安全活動を実施してもらう。

 同交付式では、小樽海上保安部・藤本裕之部長から、海上安全指導員指定証が手渡された。

 古平で釣り船を18年営む堀米さんは、「昨年、プレジャーボートの故障や、特にゴムボートの漂流が多く注意したが、さらに安全強化に努めたい」と、決意を新たにした。

 船団長の岸本さんは、「まずは、自分たちの安全にも十分に気をつけ、今シーズンの幕開けとなり、お客さんの救命着や転落事故がないよう、交付式は気の引き締まる思い」と話した。

 石狩湾地区小型船舶安全協議会事務局長も務める宮島さんは、「皆さんに安全に関して、指導できればと思う」と意欲を示した。

 小樽港マリーナ勤務の小野さんは、「私たちは、オーナーの船を保管し安全を預かっている立場。今回の交付で、安全の呼びかけを日々徹底したい」と話した。

 海上安全指導員数は、道内で93名、当部管内では、今回の7名の指定を合わせて55名となった。

新たな同指導員一覧
石狩マリンクラブ 宮島 正光
小樽港マリーナ 小野 貴之
古平釣り船業者 田渕 俊博
五十嵐 政剛
堀米 正之
岸本 和幸
玉井 悟

 ◎小樽海上保安部(外部)