小樽市中部地域包括支援センター(稲穂2)では、毎月第3金曜日に開催していたけっぱれ楽笑体操教室が、新型コロナウイルス感染拡大防止措置のため、3月から中止が続き、外出自粛を余儀なくされた高齢者の気分転換と筋力維持のため、このほど、小樽市高齢者お元気プロジェクト動画を完成させた。
小樽市HPや同センターのブログ等で配信し、同教室担当者は、「この動画を見て身体を動かし、筋力低下を予防して、新型コロナウイルスが終息したら、また教室に来ていただきたい」と呼びかけている。
動画に収録されている体操は、同教室で指導しているインストラクターの川崎由美子さんが提案して、自らが出演。脳トレ編・あへあほ体操編・ストレッチ編など7編。
また、同教室に通っている高齢者と曾孫、町内会会長や店主、介護予防サポーター、わくわく共育ネットワーク絵本カフェ参加者等が出演して、心温まる手洗い動画も作成した。
月1回小樽経済センターで開かれる同教室には、約90名の高齢者が参加。友人と共に楽しく体を動かす機会となっていたことから、予期せぬ外出自粛で中止となり、中部地域包括センターが企画し、4月から制作に向けて活動を続けてきた。
閉じこもりがちの人やせっかく続けて通っていた人のための体力維持と、外出自粛要請など暗いイメージからの気分転換にと、札幌在住の川崎さんは、ここリカ・プロダクション(札幌市・就労支援B型事業所)で撮影しDVDに収録。手洗い動画は長橋なえぼ公園等、市内で撮影。体操編DVDは1,500円で販売している。
地域包括支援センターは、高齢者の身近な相談窓口として、市内4ヶ所(東南部・南部・中部・北西部)を設置。保健師・看護師・社会福祉士・主任ケアマネージャーが配置され、連携しながら業務を進めている。
利用時間は、日曜・祝日・年末年始を除く月曜〜土曜9:00～17:00。電話相談は24時間対応。相談は無料。
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