小樽市緑町の美容室「カットサロンクボ」の久保敬規(38)オーナーは、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのマスク2,500枚を小樽市に寄贈し、5月25日(月)13:00から、市役所(花園2)2階市長室で贈呈式が行われた。
小樽出身で市内に店舗を構えて15年の久保さんは、特別定額給付金の支給が決まった時点で、10万円を活用してマスクを寄贈すると決めた。今回の非常事態を受け、初めての慈善事業として、幼稚園等に手作りマスクを寄贈している。
久保さんは、「給付金とお客さんからの寄附の一部等を併せ、これまでお世話になっている発達支援センターや幼稚園・保育所・介護施設等に配布していただきたい」と希望し、迫市長は「久保さんの寄贈の趣旨に添って、大切に活用させていただきたい」と感謝した。
今後、失業者も増えてくる状況の中、道内で同店と他1店舗でしか取り扱っていないハーブティーの販売事業の支援も考えているとも語り、同美容室のコロナ対策として、8名の入店を3、4名に押さえ、トイレを広くして手洗い場を作るなど改装して対応しているという。
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