しあわせな地域づくりワークショップ オンライン会議で初開催

 小樽市地域福祉課では地域共生社会を目指し、市民の誰でもが困りごとや地域に対する思いを語り、意見交換を行う「しあわせ地域づくりワークショップ」を、7月4日(土)〜8月5日(水)に、テーマ別や地区別に実施する。

 今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、パソコンやスマートフォンで行うZoom(オンライン)会議を導入。

 広く市民から意見を求めるため、小樽市地域福祉計画策定委員会を設置し、2019(令和元)年8月に第1回委員会を開催し、これまで3回実施している。

 今回のワークショップは、同計画の策定にあたり、地域にはどんな課題があり、共有・協力して解決の道筋を議論し、みんなで気軽に意見交換する機会を設け、一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟代表理事で株式会社おたるまる代表取締役の松代弘之氏が司会を務める。

 テーマ別ワークショプは全4回で各90分間、第1回目は7月4日(土)10:00~11:30「子ども・子育て~子どもの居場所を考える」をテーマに、NPO法人子ども未来・にじ色プレイス代表理事安田香織氏が講師を務める。この他、防災や観光、相談窓口をテーマに3回実施。参加者には、事前に講義内容を動画配信、当日会議に参加する。

 地区別ワークショップは、市内4ヶ所に分け4回実施。地域で暮らす上で心配なこと・興味のあることを、ざっくばらんに語り合い、その内容を地域福祉計画へ反映する予定。

 申込は、各開催の3日間前までにメールで。定員各30名、Zoomの案内を添付して返信する。複数回の参加も可能。

 担当の菊地英人さんは、「硬い会議ではないので、気軽な気持ちで、楽しく話し合ってもらいたい」と、参加を呼びかけた。

 ◎しあわせ地域づくりワークショップ(PDF)

 ◎地域福祉計画策定について(外部)