おたる水族館でショー再開 イルカのジャンプに大歓声!

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、おたる水族館(祝津3)では、イルカショーなどの全てのショーを休止して、6月1日(月)に営業を再開していたが、22日(月)から平日に限りショーを再開した。

 イルカスタジアムで開かれているオタリアとイルカのショーは、2月末の冬期営業以来の再開となり、オスイルカ3頭の豪快なジャンプに、大きな拍手が贈られていた。

 道が発表した新型コロナウイルス感染症対策に関する基本指針に基づくイベント等の段階的緩和により、ソーシャルディスタンスを守り3密を避けるなど配慮しながら、ショーやイベントの一部を再開。

 当面の間、混雑が予想される土・日曜日と祝日については、これまで通りショーは休止とした。

 ダイナミックな技を観せるイルカたちのショーは、同館で人気があり、心待ちにしていた来館者が多い。13:00のショーでは、家族連れなど約50名が間隔を空けて座り、最初はオタリア、メスのイルカ、オスのイルカと続き、技を決めるたびに歓声が沸き、観客は満足した様子だった。

 海獣公園でも、2つのチームで対決するアザラシショー、気ままなペンギンショー、息を合わせて飛び込むトドショー、セイウチのお食事、ペンギンの海まで遠足も再開。

 「さわってEzone」で行う時間限定タッチイベントや、毎週土曜日開催の「ピラルクのお食事」は休止している。

 札幌在住の家族連れは、「今日からショーが再開されて、タイミング良くほとんどのショーを観ることができて楽しかった。子どもも喜んでいた」と話した。

 ◎おたる水族館HP(外部)

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