60歳代男性死亡と新たな感染者1名 小樽市保健所会見

 小樽市保健所は、7月1日(水)15:00から市役所(花園2)2階市長応接室で、医療業務担当・田中宏之部長と柴田健治次長が出席して臨時記者会見を開き、新型コロナウイルスに関連した60歳代患者の死亡と、新たな60歳代女性患者が発生したことを発表した。

 死亡した60歳代男性は、市内34例目(道内1216例目)で、6月24日(水)に陽性が判明。A店とB店を利用していた市内21例目の女性と趣味での繋がりがある濃厚接触者で、中等症で感染症指定医療機関に入院していたが、次第に容態が悪化し、重症化して死亡。昼カラ関連では2名、市内在住者の死亡は4名となった。

 6月30日(火)に陽性が確認された市内56例目(道内1264例目)の市内60歳代の無職女性は、推定6月18日(木)頃に発症。5日(金)と18日(木)に、C店(カレン)の昼カラを利用していた。現在、感染症指定医療機関に入院中で軽症。行動歴及び濃厚接触者については調査中。

 C店の店名を公表したことにより、29日(月)に保健所に相談。発熱・食欲不振のため、接触者外来を受診し陽性が分かった。店名公表後20名と連絡が取れた。

本日の1名を含めて昼カラオケ関連の陽性者は37名(クラスター31名)、そのうち重症2名・無症状又は軽症29名・中等症2名・死亡2名・退院2名。

 利用者数は、A店・B店ともに40名・C店60名、3件の濃厚接触者は80名で合計220名。このうち結果が判明した人は約150名、残り70名のうち、健康観察を終えた人は40~50名、連絡がついていない人は15名ほどとなった。

 今後の対策の中心は、濃厚接触者の調査と感染確認で、明日7月2日(木)にPCR検査結果が分かる人は20名ほどいるという。

 ◎7月1日新型コロナウイルス感染症の小樽市内発生状況(外部)

 ◎7月1日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について1(PDF)

 ◎7月1日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について2(PDF)

 ◎7月1日保健所記者会見記録(外部)

 ◎7月1日保健所記者会見記録(YouTube)

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