小樽「昼カラ」感染 60歳代と80歳代の陽性2名

 小樽市(迫俊哉市長)は、新型コロナウイルスに関連した患者2名が発生したことを、7月2日(木)15:30から市役所(花園2)2階市長応接室で、保健所医療業務担当の田中宏之部長と柴田健治次長が出席し緊急記者会見で発表した。

 市内では、6月24日(水)から、市内花園町の昼間にカラオケができる飲食店でクラスター(集団感染)が発生し、本日の2名を含めて33名。濃厚接触者6名を含めると39名の陽性者が確認されている。

 7月1日(水)に陽性が確認された2名は、市内57例目(1268例目)と市内58例目(1269例目)で、80歳代と60歳代のいずれも男性。6月27日(土・推定)発症し、現在、症状は軽症。感染症指定医療機関と市内医療機関に入院中。

 57例目は、B店を6月13日(土)と19日(金)の昼間に単独利用。58例目は、6月22日(月)夜にC店をグループ6名でに来店。同行した5名は陰性が確認されている。

 現状の把握について、田中部長は、「C店の利用者を伝票をおこして、可能な限り来店者人数を出し店名を公表。かなり全体像が見えてきた状況。5人ほど把握できない方もいるため、6月後半にカレンを利用していた方は連絡をいただきたい」と呼びかけた。

 感染状況については、「一連の感染は39名で、すべての繋がりが見え、市中感染が起こっている状況ではないと考える。しかしながら、これだけの数の方がいろいろな社会・経済活動をしていることから、接触者がいる。まだまだ油断はできない状況」と述べた。

 明日7月3日(金)までに13名の検査結果が分かり、15名を検体採取する予定。

 ◎7月2日小樽市保健所会見記録(外部)

 ◎7月2日小樽市保健所会見記録(YouTube)

 ◎7月2日新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎7月2日小樽市保健所会見資料(PDF)

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