定期テスト対策“Study-Hall” 小樽市立望洋台中学校

 小樽市立望洋台中学校(望洋台3・伊藤仁弥校長)では、7月16日(木)・17日(金)で実施される定期テスト対策として、直前学習会「Study-Hall」を13日(月)・14日(火)に、延べ105名の生徒が参加し開催した。

 あらかじめ、教え合いコースと静かに学習コースの2つに分けて参加希望を募り、15:50~16:50に学年や教科の教諭が指導に関わる形式で行われた。

 担当の笹原安紀子教諭は、「この取り組みは5年前から続けており、生徒にとっては、よりじっくり集中して定期テストへの不安を払拭し、分からない箇所を先生方に気軽に聞くだけでなく、生徒同士で教え合うことにより、双方の学習効果が上がると認識している。ぜひ多くの生徒の参加を促し学力アップにつなげたい」とした。

 参加した3年生女子は、「他のものの誘惑がないので、家でやるよりはかどります。友だち同士でも教え合えるし、先生にもすぐ聞けて分かりやすいです」と感想を述べていた。

 また、同校では2016(平成28)年から、「スコラ手帳」という手帳を活用し、スケジュール管理やその日の生活全体の振り返りを行うとともに、「うまくいったこと」の記載や「次に向けて」で、その日の反省を次回に生かすなど、生徒自身の主体的な取り組みを促している。

 学習委員会の取り組みとして、2、3年生からのテスト学習法などのアドバイスを「学習だより」として掲載するなど、新1年生の初めての定期テストに向けても励ましの活動を行っている。(情報・写真提供:望洋台中学校)

 ◎望洋台中学校HP((外部)

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