30.2℃の真夏日記録! 小樽今季初

 上空に暖かい空気が入り込んだ影響で、8月3日(月)の小樽は、14:00に30.2℃を記録し、今季初の真夏日となった。

 

 3日の深夜でも20℃以上の真夏夜(最低気温が20℃以上の夜をいう非公式用語)で寝苦しく、日中は厳しい日差しがジリジリと照りつけた。14:00に今季初の30℃越え30.2℃を記録した。

 

 道内173地点のうち、30℃以上の真夏日を記録した地点は、後志地方・共和の32.7℃をトップに32地点。平年より高かった地点が132地点もあり、厳しい暑さに見舞われた。

 

 浅草橋街園は観光客もまばらで、温度計は30℃を差していた。噴水が涼しげな運河公園では、日陰で涼む人の姿が見られた。

 

 これまで、小樽で30℃以上を越える日がなく、6月の最高気温は13日(土)に29.5℃、7月は10日(金)に28.6℃に留まり、真夏日にはならなかった。

 

 7月末から8月にかけて25℃以上の夏日が続き、2日(日)6:00に20℃、その後徐々に上昇し、最高気温28.8℃。深夜になっても20℃を下がらず、日付が変わった3日も21.1℃のままで真夏夜となった。真夏夜は7月22日(水)にも記録している。

 

 4日(火)の明け方には雨が残るが、日中にかけ曇りで経過し、最高気温は28℃の見込み。夜間でも十分な水分補給を呼びかけた。

 

 小樽市保健所(富岡1)では、日中の最高気温が28℃以上が予想されるため、3日10:00に第4号食中毒警報を発令した。

 

 調理前後は手洗いし、食品は冷蔵庫に入れて保存。生鮮食品はできるだけ早く調理し早めに食べ、食品は中心部まで十分加熱して食べるなど、注意を呼びかけた。発令解除日は5日(水)10:00。

 

 ◎札幌管区気象台〜8月3日北海道内気温の高いほうから(外部)