小樽運河プラザでパフォーマンス 直江バレエ

 直江博子創作バレエ研究所(上野亜希子代表)は、新型コロナウイルス感染症の影響により発表の場を控えてきたが、規模を縮小したおさらい会「スタジオパフォーマンス」を、10月10日(土)に2部構成で、小樽市観光物産プラザ(色内2)三番庫ギャラリーで行った。

 

 プログラム第1部は、3歳~小学校5年生13名による小品集「Be Our Guest」で、オープニングを飾って観客を迎え、美女と野獣から「Beauty And The Beast」では、2組の王子と王女が息の合ったジャンプを見せ、眠れる森の美女から「宝石の踊り」で、初めてのトゥシューズで踊る姿に注目が集まり、、第2部は小学6年生〜大人9名によるソロヴァリエーションの構成が続き、バレエの魅力を伝えた。

 

 本番前には入念にリハーサルが行われ、練習の成果を可愛らしさとともに披露。アットホームな雰囲気を大切にして、アナウンスも音響も高校生の生徒が担当。エピソードを交えて紹介し会場を和ませた。観客は、出演者家族2名ずつに限定し、ソーシャルディスタンスに留意した。

 

 上野代表は、「レッスンも出来なかった時もあり、再開できる喜びを感じながら、運河プラザという初めての会場で、生ステージへのモチベーションを上げるために取り組んだ。コロナ禍の中、アットホームな雰囲気を楽しんでいただきたい」と話した。

 

 小林美桜さん(小5)の母親は、「3歳からバレエを始め10歳になった。初めてトゥシューズを履いて、緊張した様子もなく楽しく踊っていた。いろいろと制限のある中、開催に向けて苦労もあったと思うが、このような会を開いてもらい嬉しく思う。子どもたちにとっても発表する目標が持てて良かったと思う」と満足していた。

 

 2部では、17:30から9名のソロが披露された。

 

 ◎直江博子創作バレエ研究所(外部)

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