小樽市内12施設へ 手作りシューマイ2,000個寄贈

 公益社団法人日本中国料理協会小樽支部(澤田初支部長)は、市内12の福祉施設へ2,000個のシューマイを寄贈。10月30日(金)9:30から市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式が行われ、中華食堂桂苑店主の澤田支部長、中華食堂龍鳳店主の太田友樹さん、天蓮華店主の津崎敬章さん、社会福祉法人小樽育成院の相庭孝昭施設長、同特別養護老人ホームやすらぎ荘利用者の須貝紀子さんが出席した。

 

 同小樽支部は、市内や寿都、倶知安の15店舗・会員22名で、会員の技術向上のための研修として、1974(昭和49)年から継続され、その成果品を福祉施設に寄贈している。今回のシューマイ作りは、市内と倶知安の15名が協力した。

 

 とろり庵では、27日(火)の定休日を利用し、会員4名が6kgのひき肉を使って500個を手作りし、桂苑では、29日(木)15:00~19:00に会員11名が集まり、18kgのひき肉を使って1,500個のシューマイを完成させた。

 

 代表して受け取った須貝さんは、「肉が好きなので、シューマイは大好き」と喜び、相庭施設長は、「コロナ禍で厳しい中、提供していただきありがとうございます。行事が制限され、食事に彩りが求められ、今日の夕食にシューマイをいただき、とてもありがたい」と感謝した。

 

 澤田支部長は、「会員が集まって親睦を深め、技術の研鑽を目的に毎年行っている。父の代から続けられ、これからも続けていきたい」と話した。

 

 他の11施設は、本日中にシューマイを取りに来て、昼食や夕食に利用者に提供する予定。 

 

養護老人ホーム 小樽育成院
特別養護老人ホーム やすらぎ荘
  望海荘
  はる
  朝里温泉
障害者支援施設 小樽四ツ葉学園
  Yui・たかしま
  北海道宏栄社
  朝里ファミリア
  松泉学園
療養介護・医療型障害児童入所施設 大倉山学院
母子生活支援施設 相愛の里

 

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