小樽連合チーム グリーンカップ南北海道大会優勝

 小学3年生以下で結成する小樽連合チーム(若狭幸央ヘッドコーチ)は、9月5日・6日にニッセンレンエスコート真駒内球場で開催された、2020年株式会社フィールドフォース Presents 第2回北海道グリーンカップ南北海道大会で、見事優勝を果たし、11月21日(土)に三笠ドーム(三笠市)で開催される北海道一を決定する同カップ全道大会出場を決めた。


 
 11月2日(月)16:30から市役所(花園2)3階第一委員会室で、市内の少年野球6チーム7校の選手16名とコーチが、迫俊哉市長と林秀樹教育長を表敬訪問し、選手の紹介と試合の様子などと意気込みを報告した。


 
 同カップは、「試合機会の少ない小学3年生以下に、もっと野球を好きになってもらおう」というコンセプトで、3年前から開催が始まった。

 

 同チームは、初年度に準優勝し全道大会へ、昨年度からは北北海道と南北海道に分かれ、トーナメント戦で5位だった。

 

 今年度は16チームが出場する中、1回戦目は大差で勝利、2回戦目は4対3で逃げ切り、準決勝では長谷川投手が好投して2対0の完封。決勝戦は4対3で優勝した。

 

 若狭コーチは、「キャプテンの石橋颯太君(朝里ホーネッツ)と長谷川君(東小樽少年野球)が中心となり、守りが強いチームの力を発揮した。仲間との結束力も強く、みんな勝ちたい意欲があり優勝に結びついた」と説明。

 

 迫市長は、「北海道一を目指して大会に臨み、自分の自信となり、上手い選手のプレイを見て頑張る気持ちにもなる。日頃の練習の成果を発揮し、更なる活躍を期待している」と激励した。

 

 林教育長は、「野球を楽しむ子どもたちが増えてくれればと思う。盛り上げてもらいたい」と期待した。


 
 小学3年生以下を対象としていることから、塁間と投手間を狭めたり、振り逃げなしで5回戦までとするなどの配慮がされている。


 
 キャプテンの石橋君は、「小学1年生から野球を始め、いつもはセカンドだけど、このチームではピッチャーや、たまにキャッチャーとなり、強い気持ちで試合に挑み優勝できた」と話した。


 
 
 21日の大会では、南北海道大会優勝の小樽連合と準優勝の函館連合、北北海道大会優勝の北空知・妹背・深川連合と、準優勝の釧路ゴールデンモンキーズの4チームの戦いとなる。