北前船日本遺産のまち小樽を堪能イベント開催

  観光庁が公募した「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に、小樽市北前船日本遺産を活用した、withコロナ期対応型イベント開催事業実行委員会(西條文雪委員長)の4事業が採択され実施が決定した。

 

 同庁は、新型コロナウイルス感染症の影響により、従来の生活から新たな生活様式に進んでいることを受け、より安全で集客力の高い観光イベント等の実証事業を公募。

 

 1つ目は、11月22日(日)に、「深堀り小樽・北前船堪能バスツアー」と題し、おたる案内人ボランティアガイドによる構成文化財すべてを見学するバスツアーを実施。JR小樽駅コンコースに9:30集合。参加料無料で昼食代1,000円。定員・抽選20名。申込は11月13日(金)までに、新聞折込等のチラシにある申込用紙でFAX(0134-29-0594)、または、深掘り小樽・北前船堪能バスツアー参加者募集(外部)で。

 

 2つ目は、12月19日(土)に、雪降る夜空に光と音の共演を堪能する企画として、小樽雪花火プロジェクト実行委員会(西條公敏委員長)が昨年初開催した小樽雪花火を、18:00から20分間、小樽港マリーナで1,000発打ち上げる。

 

 昨年同様にオンライン配信で花火をライブ中継。メイン会場を築港臨海公園にし、小樽で消費・貢献活動をしてくれた人限定で、観覧優待チケットを提供。

 

 小樽を応援してくれた人(5カテゴリー)にTAL(タル)を進呈し、4,000TALで優待チケットが購入できる仕組み。TALの登録サイトは11月16日(月)から配信予定。詳細は、11月中旬公開予定で小樽雪花火HP(外部)を参照。

 

 3つ目は、北前船構成文化財カードラリーを12月1日(火)から開催。①日和山、②船絵馬群、③旧魁陽亭 、④旧右近倉庫・旧広海倉庫・旧増田倉庫、⑤旧大家倉庫、⑥旧小樽倉庫、⑦住吉神社奉納物、⑧西川家文書、⑨北前船古写真の9枚。

 

 各500枚限定で、北前船構成文化財カード設置場所はこちら(外部)から。9枚すべてを集めた人全員に「北前船コンプリート認定証」を贈呈し、先着で雪花火優待チケットをプレゼントする予定。

 

 4つ目は、2021(令和3)年1月30日(土)に、withコロナ小樽北前船観光推進シンポジウムを、小樽経済センター7階大ホールで実施する。詳細は現在調整中。

 

 西條実行委員長は、「できる限りソーシャルディスタンスを取り入れながら、成功させたい」と意気込みをみせた。

 

 問合せ:0134-29-1003(平日9:00~17:00)・メール 株式会社オー・プラン

 

 ◎北前船日本遺産のまち小樽堪能イベント(外部)

 ◎小樽祝津たなげ会(外部)