税を考える週間 関連行事開催

 小樽税務署と小樽税務連絡協議会が連携し、国税庁・国税局・税務署による税を考える週間(11/11~17)に、毎年、税に関する行事を実施している。

 

 税を考える週間は、1974(昭和49)年に「税を知る週間」としてスタート。少子高齢化や国際化・高度情報化が進展し、大震災が発生するなど、税を取り巻く環境も変化している中で、税を知るだけでなく、税の必要性や仕組みを考え、税に対する理解を深めてもらう週間を目指し、2004(平成16)年から同名称に改め、「くらしを支える税」をテーマに、租税の意義や役割・税務行政に対する知識と理解を深めてもらおうと関連行事を行っている。

 

 11日(水)〜17日(火)9:00~21:00、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザでは、税に関する作文・ポスター・絵はがきの展示と、11日(水)・12日(木)の10:00~12:00と13:00~16:00に、小樽市税理士会小樽支部の税理士による税に関する無料相談会を開催。

 

 同署主催の高校生の作文展91作品の応募の中から、署長賞に、小樽双葉高校1年駒野凜さんの「わたしたちと税金」が選ばれ、小樽地方納税貯蓄組合連合会と同署主催の中学生の作文展では、応募総数246作品の中から、北海道税務関係団体連絡協議会会長賞に、小樽菁園中学校3年大野日彩子さんの「税と幸せ」が選ばれ、他7賞9作品も表彰された。

 

 小樽法人会が主催する小学生の絵はがき展は、道内5,047点の応募があり、小樽管内分189点を展示し、「税金で未来を守ろう」や「みんなの税でみんなを笑顔に」、「大事な税金」などの文字と絵が丁寧に描かれている。

 

 小樽道税事務所が主催する中学生のポスター展では、後志振興局管内の応募作品の中から入賞した24作品を展示している。税金の大切さとそれを強調する絵をあわせて描いた力作が揃った。

 

 国税申告と納税及び租税教育等に関して、功績顕著な団体個人・法人を表彰。今年度は、札幌国税局長表彰に高橋幸孝氏、小樽税務署長表彰に大森正昭氏と嶌村公宏氏が受彰した。

 

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、13日(金)に予定していた小樽税務署長の特別講演会や、中学生の作文朗読会及び表彰式は中止とした。

 

 16日(月)・17日(火)10:00~16:00に市職員による市税相談会、17日10:00~15:00に小樽経済センター(稲穂2)で、小樽青色申告連合会によるブルーリターンA基礎講習会を実施。申込み:0134-22-1177 小樽青色申告会連合会。

 

 ◎税を考える週間〜国税庁の取組紹介(外部)

 ◎税を考える週間〜小樽市(外部)

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