一足早い日銀通りの落ち葉清掃 45名参加

 勤労感謝の日の恒例行事、小樽市道浅草線日銀通りの落ち葉清掃を、例年より10日早い11月14日(土)10:00から実施。プラタナス並木沿いの歩道などに落ちた葉を、丁寧に拾い集めていた。

 

 日銀通り景観協議会(中村全博会長)とおたる緑のまちづくりの会(佐々木清志会長)の主催で、今年17回目を迎えた。

 

 街並み景観に配慮した緑豊かな並木とするため、2004(平成16)年に同景観協議会と小樽市が協議し、枝葉を極力残す剪定方法を続け清掃活動を実施している。毎年落ち葉の季節には大量の葉が落ち、近隣の商店でも日常的に落ち葉拾いに協力している。

 

 14日は、小樽おもてなしボランティアの会、小樽観光ガイドクラブ、小樽建設部まちづくり推進課・生活環境部・観光振興室・市職員・北海道中央バス・郵便局など約45名が集まり、手分けして道に積み重なっている葉を拾い集めた。

 

 雪に葉が埋もれてしまう年もあったが、今年は数日前に降った雪も融け、朝からの雨も止み、気温も6℃前後に経過。参加者は、歩道や花壇・建物の軒下に溜まった葉を拾い集め、ビニール袋に詰めた。

 

 枝にはまだ大量の葉がついていて、今後、さらに落ち葉の乱舞が予想される。

 

 山口保氏は、「2003(平成15)年までは、観光のメインストリートのプラタナスを無剪定で残すように要望したが、落ち葉拾いをするので弱剪定に決め、景観を残すために毎年活動している。今年は葉が雪の下になる前に実施した」と話した。 

 

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