小樽余市風力発電所 双日が住民説明会

 毛無山に建設予定の(仮称)北海道小樽余市風力発電所の環境アセスメント の第2段階となる方法書の縦覧が、11月17日(火)からが始まり、15日(日)は、コロナ対策のため、定員30名に限定して情報を共有する勉強会を行った。

 

 そこで、12月8日(火)に小樽(小樽経済センター)で、9日(水)には初めて余市(余市町中央公民館)で、事業者である双日株式会社(本社:東京都)が住民説明会を開く。

 

 2024(令和6)年3月着工予定の毛無山(小樽から余市にかけての山間部・面積約1443.9ha)に、想定1基4,300kw・最大約116,100kw・高さ150mの巨大風車27基の建設を計画。2027(令和9)年12月に試運転開始、2029(令和11)年3月に運転開始を予定している。

 

 小樽・余市の巨大ウィンドファームの計画につ いて考える会の平山秀朋さんは、「地域の将来に大きな影響を持つ計画だと思う。1人でも多くの住民の皆様に参加してもらいたい」と呼びかけている。

 

 同考える会は、5月にZOOMを使ったオンライン勉強会を行い、8月末に、陸上風力発電及び複数の洋上風力発電建設計画について小樽市環境審議会で環境保全のための調査・審議を行うこと、風力発電の専門部会の設置を求める要望書を、市長宛に提出している。

 

 ◎関連記事