飲酒運転根絶へ クリスマスキャンペーン

 クリスマスを前に、12月18日(金)14:30から、サンモール一番街(稲穂1)新海金物店前に関係者が集合し、飲酒運転根絶見回り隊も出動して、クリスマス交通安全キャンペーン啓発活動を実施した。

 

 同キャンペーンは毎年実施され、小樽中央ライオンズクラブ(岩永篤会長)と小樽市交通安全指導員協議会(本間博会長)が共催して、同街と都通り商店街で交通安全を呼び掛けながら、クリスマスにちなんだミニブーツ等が入った交通安全啓発品280個を歩行者に配布。

 

 同クラブ3名・同協議会16名・小樽交通安全協会1名・女性指導員4名・市生活安全課4名・小樽警察署2名の計30名が参加。

 

 会場にはクリスマスツリーを設置し、サンタクロースには、これまで長年務めた前田さんに代わり、同協議会の新関幸英さんが務め、クリスマスムードを高めた。

 

 啓発活動に先立ち、岩永会長は、「同クラブは奉仕活動が主な事業で、今年は思うように活動できず、今回は実施されありがたい。年末年始を控え、お酒の入る機会も多くなり“飲んだら乗るな”と。スリップ事故も多く気をつけてもらいたい」と挨拶。

 

 本間会長は、「交通事故死が、今年は昨年より5名増えて6名となり、バイク事故が5件、今までにないほど多かった。交通安全に気をつけてもらいたい」と話した。

 

 凍える寒さの中、30名が分散して啓発活動を行った。4月~12月に実施している飲酒運転根絶見廻り隊も出動し、飲酒運転根絶を訴える啓発物250部を配布し、今年最後の活動を締めくくった。

 

 同街のおたる屋台村レンガ横丁・ろまん横丁・三幸・たかのに、見廻り隊が訪問して啓発物を渡し飲酒運転根絶を訴えた。

 

 毎月15日を、道民交通安全の日とし、交通安全意識の高揚を図るため、同市でも、夕方の交通事故が増えていることや高齢者も多いことから、9月・10月・11月に、女性指導員と生活安全課職員が参加し、力を入れて啓発活動を実施。

 

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