小樽市立病院へタオル帽子寄贈 つむぎの会

 ボランティア団体小樽つむぎの会(真栄1・木村雪子事務局長)は、12月22日(火)11:00から市役所(花園2)2階市長応接室で、木村事務局長と水野美登利さんが出席し、手作りしたタオル帽子約100個を、小樽市立病院(若松1)に寄贈した。(写真提供:広報広聴課)

 

 タオル帽子は、髪の毛が抜けてしまったがん患者などに使ってもらおうと、同病院に寄贈し今年で3年目となる。

 

 1枚の様々な色や柄のタオルから手縫いされ、通気性や吸収性に優れ肌ざわりも良く、病気の時や寒い時、入浴後やヘルメットの下に被り、汗を吸うなど、使い方は広がりとても喜ばれている。

 

 今回の100枚は、今年の春頃から同会メンバー4名が作り始め、12月上旬に完成させた。コロナ禍で外出自粛だったこともあり、手仕事を楽しみながら行ったという。

 

 同病院のほか、昨年に続き、小樽掖済会病院(稲穂2)に50個と小樽済生会病院(築港10)に40個の寄贈を行う予定。

 

 木村さんは、「ご病気の方は、コロナのこともあり大変な思いをされていると思う。健康であることへの感謝の気持ちを込め一針一針作った。受け取られた方から“わっ!綺麗”との声が上がり、前向きな気持ちになっていただけて嬉しい。看護師さんからも、お母さんに、娘にと聞き、家族愛が感じられ、このようなことができて大変嬉しい」と話し、手が動く限り続けたいと意欲を示した。

 

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