小樽市内新型コロナ陽性 感染者9名・死亡1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月30日(土)に、市内700例目〜708例目(道内17404例目〜17412例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者9名と死亡1名が確認されたと、31日(日)15:00に発表。

 

  市内高校クラスター関連では1名が新たに感染。社会福祉法人北海道社会事業協会小樽病院(住ノ江1・柿木滋夫院長)のクラスター関連が3名、その他5名。60歳代女性1名が死亡。

 

 本日9名の新規陽性者は、すべて今までの発生している陽性患者の濃厚接触者で、市内702例目と703例目は、現在濃厚接触者を調査中。市内704例目の医療従事者は市内医療機関だが、これまで確認されているところではなく、濃厚接触者を特定中で今後検査する予定。市内706例目と707例目は協会病院の医療従事者2名で、708例目は入院患者。

 

 石橋病院は、29日発表の患者以降の新規感染者はなく、現在、同病院に入院している陽性患者は24名。

 

 市立菁園中学校の1学級では16日(土)~29日(金)、市立稲穂小学校の2学級では16日(土)~28日(木)で学級閉鎖の措置をとっていたが、予定通り通常授業となる。

 

 市内で発生しているクラスター関連6件のうち、市内高校クラスターは63名(職員3名・高校生60名)、協会病院は30名(入院患者17名・職員13名)、後は新規感染者がなく、石橋病院は129名(入院患者109名・職員20名)、介護事業所は16名(利用者14名・職員2名)、飲食店は6名(利用者3名・従業員3名)、小樽市役所6名となっている。

 

 クラスター関連では、感染が確認され濃厚接触者がPCR検査を受け、陰性が確認された後も、症状が出て陽性に変わるケースが続いており、家庭内感染などでも拡がっている状態。

 

 本日も重症者は2名で、指定医療機関は、依然としてひっ迫している状況。

 

 小樽市における現検査状況は、累計10,885名のうち陽性者708名。陽性者のうち入院中65名・宿泊療養施設71名・宿泊療養施設調整中28名、陰性確認済等515名、死亡29名。

 

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎1月31日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎1月31日新型コロナウイルスに関連した集団感染について(PDF)

 ◎石橋病院HP(外部)

 ◎小樽協会病院HP(外部)

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