小樽市長定例記者会見 第1回定例会議案説明

 

 

 2月16日(火)16:00から、小樽市役所(花園2)別館3階第1委員会室で、2021(令和3)年第1回定例会の提出議案説明、新年度に向けた市政執ついてや新型コロナウイルスワクチン接種などについて、市長定例記者会見が行われた。

 

 202(令和3)年第1回定例会に提案する議案については、2月16日(火)に招集告示、24日(水)に提案説明を行う。2020(令和2)年度補正予算関連12件、2021(令和3)年度当初予算関連15件、条例案その他の議案27件を予定している。

 

 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した第7弾に関する補正予算については、地域経済の雇用と維持という視点で、事業の取りまとめを行なっているところで、19日(金)に報告する予定。

 

 市長は、「感染拡大の影響により、生活スタイルや日常が一変し、柔軟な対応には、日頃からの備えが重要。コロナで停滞した市内経済を回復させるために、“新たな時代の変化に備え、近未来を見据えたまちづくり”をテーマに取り組んだ」と述べた。

 

 本庁舎別館と総合体育館の個別施設計画の策定、北海製罐第3倉庫の活用、小樽看護専門学校の事業継続支援については、今年度中に解決しなけらばならないとした。

 

 新年度における市政運営の基本方針として、⑴新型コロナウイルス感染症に対応した政策の推進、⑵人口減少・少子化対策への取組、⑶近未来、将来を意識した事業の展開の3つを掲げた。

 

 ⑴では、新型コロナウイルス感染症に関する受診・相談センターを引き続き設置し、⑵新型コロナウイルスワクチン接種に向けた本市の対応では、訪問型産後ケア事業の実施、子供の学習、生活支援事業を新たに高1まで試行実施。PTA会費の援助・塩谷小学校耐震補強等工事・銭函小学校のトイレ改修・屋内運動場暖房設備改修、デジタル教科書導入に向け、小中校各1校をモデル校として指導者用デジタル教科書を整備、デジタル教科書を用いた公開授業を実施し、効果的な活用方法を検証する。

 

 ⑶では、第3号埠頭の上屋解体跡地に、クルーズ旅客の円滑な移動を確保するバス・タクシー等の駐車場の整備、第3号埠頭基部の緑地整備、第3倉庫活用ミーティング補助金など。

 

 予算規模として、一般会計の総額は562億3,685万9千円、2年度当初予算に比べると18億8,964万5千円の減。消防署建設事業費7億円やGIGAスクールに係る事業費の4億円などが減少した要因と見られる。特別会計と企業会計を合わせると、22億8,329万7千円減の1,141億862万2千円となった。

 

 新型コロナウイルスワクチン接種対策本部を2月5日(金)に立ち上げ、同日に関連予算を専決処分し、接種に向けた準備を進めている。

 

 市ではワクチンを保管する冷凍庫8台の配置を予定し、15日(月)に小樽市立病院に1台配置済み、3月中旬には小樽掖済会病院に1台、他6台は配置先を調整中。道が主体となって接種体制を整備する医療従事者のワクチン接種は、小樽市では約5,000人を見込む。小樽市立病院他、市内公的病院等の実施に向けて準備を進めている。

 

 住民については、各市町村が実施主体となり、国では、4月以降高齢者から順次行う予定。市ではいつになるかは、国からのワクチン供給状況によるため、現在示すことはできないが、スムーズに実施できるよう準備を進めるとした。

 

 2018(平成30)年から建設事業を進めてきた消防署手宮支署が近く完成し、3月17日(水)から運用を開始する。手宮出張所と高島支所を統合し、効率的で効果的な運用と市民の安全を守り、防災力の維持強化を図る。

 

 この他、小樽看護専門学校を運営する学校法人教育の森学園に、市内における保健医療に貢献する看護師の育成を図るため、看護師育成の運営に要する経費の一部の助成405万3千円や、小樽雪あかりの路実行委員会に、中止による収入減のためポスター作成や発注経費の一部の助成110万円を計上した。

 

 質疑応答の中で、「厳しい財政状況の中で、財政の健全化は必須で、特に財政調整基金については、昨年同時期で1億1,700万円しか残っていなかったが、今回は8億3,500万円を確保し、協力金の分を立替ているため、それが戻ると9億数千万円となり、当初のねらいを達成でき、取り組んだ1年目としては、まずまずと思う」と述べた。

 

 ◎2月16日市長定例記者会見記録(外部)