国公立大学2次試験 小樽商大受験者735人

 2021(令和3)年度の国公立大学の2次試験(前期日程)が、2月25日(木)から始まり、文部科学省では、全国で23万5,403人が出願し、平均倍率2.9倍と発表。

 

 冬型の気圧配置が強まった影響の北海道は、昨日から交通機関への乱れが生じ、JR北海道では運休を決めた列車もあったが、小樽商科大学(緑3・穴沢眞学長)での受験者に影響は見られなかった。

 

 同大では、本校小樽試験会場と仙台試験会場の2ヶ所で実施され、定員300人に対し志願者数は808人(26人)で、昨年の志願倍率過去最低の2.3倍より0.39ポイント高い2.69倍となった。

 

 当日の受験者数は735人(24人)だった。( )は仙台会場の人数。

 

 小樽試験場に通じる地獄坂では、受験生を乗せた自家用車やタクシーが連なり、渋滞する場面もあった。

 

 校門前では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、受験生にエールを贈る教員や塾講師・応援団の姿はなく、受験生は黙々と会場に向かっていた。

 

 内訳は、昼間コース定員280人に対して志願者数668人・倍率2.39倍。夜間主コース定員20人に対して志願者数140人・倍率7倍。

 

 専門学科・総合学科卒業生定員5人は今年度から廃止とし、新たに推薦枠に5人を増やし対応した。

 

 市内高校出身の志願者は、昼間コース36人(割合5.7%)、夜間主コース5人(割合3.9%)、札幌市内高校出身の受験者は変わらず多く、6割以上を占めている。現役は、昼間コースで昨年の82.3%を更に上回る89.4%となった。

 

 第1試験会場(104講堂)では、マスク着用や換気になどに配慮し、110人が受験、緊張した雰囲気が漂っていた。体調不良2名が別室(個別)で受験したという。

 

 昼間コースは英語・数学・国語、夜間主コースは英語のみとなり、終了は17:30となっている。

 

 合格発表は、3月6日(土)10:00から同大HP(外部)で行う予定。

 

 ◎小樽商科大学受験生サイト(外部)

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