おたる水族館(祝津3)は、2021(令和3)年春の大型連休(GW)期間中の混雑を緩和するため、期間中全てのショーやイベントを中止とし、営業時間を延長する対応を発表した。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、昨年は4月20日～5月31日を休館したが、一昨年のデータでは、GW期間中多い日で8,000～9,000人の来館者があった。
今年はコロナ禍初めての営業となり、混雑を緩和するため、5月1日(土)～5日(水･祝)の開館時間を通常より1時間早い8:00からとし、閉館時間も1時間遅い18:00とし、営業時間延長で対応する。駐車場開扉は7:30で対応。
17日(土)からオープンする隣接の祝津マリンランド(遊園地)は、10:00から営業を開始し、閉園時間を1時間延長して18:00までとする。今年は、消毒に配慮しながら、サイクルライダーや観覧車など、すべてのアトラクションを運行。
また、5月1日(土)～5日(水･祝)開催の全てのショーとイベント、オタリア･イルカ･アザラシ･ベンギン･トド･セイウチのお食事タイム･ベンギンの海まで遠足を中止とするが、イルカスタジアムや海獣公園において、不定期で行うトレーニングは観覧できる。
4月17(土)～25日(日)の土･日曜日は整理券を配布して、1回のショーの観覧人数を通常の半数315人に制限する。
29日(木･祝)と30日(金)は整理券を配布し人数制限した上で、回数を通常より2回増の7回実施する。
今年の5月5日(水･祝)こどもの日は小学生以下無料を有料とし、代わりに、子ども入館無料デーとして、GW以外の4月17日(土)～25日(日)･5月8日(土)～30日(日)の土･日曜日を小学生以下無料とした。
また、5月1日(土)～5日(水･祝)の16:00以降、高校生以上の入館料1,200円から300円引の遅割を設定。館内の混雑が懸念される場合には、入口で入場制限する場合もある。
入館時のチケット購入の混雑を避けるため、セブンイレブン(同館HPからもセブンチケットのページに移動可能)で事前購入ができ、そのまま入館できる。大人券には、海獣公園で使用の餌引換券400円相当付。
音声ガイド“おたる水族館の生きものたち”では、ネズミイルカ･イトウ･ミズダコ･ホッケなど10種類の動物に、北海道弁(小樽弁)で対応を始めた。チラシのQRコードを読み込むだけでOK。
昨年からスタートした日帰り徒歩で楽しむおたる水族館発着体験ツアーを、4月～9月第2･4日曜日の9回を実施。(7月25日〜8月22日を除く)
事前申込みが必要で、各日最少定員2名から最大22名までで実施。大人5,400円･小学生以下5,000円(入館料＋昼食代＋駐車場料込)。
9:00におたる水族館正面を出発し、海獣公園ツアーやトレーニング解説、イルカ特別プログラム、館内ガイドツアーを実施し、その後、小樽市鰊御殿(解説付)、昼食は青塚食堂で海鮮丼、13:30頃に終了。その後は、館内を自由に見学できる。
春に出産を控えているセイウチのウーリャは順調で、誕生が待ち遠しいところだ。
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