市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)は、新型コロナウイルス対策として、定員のある行事は事前申込制とし、入口での検温や手指の消毒、状況による対応の変化にも了承を求め、4月から子ども向けイベントを再開した。
4月9日(金)11:00からは、乳幼児向けおはなし会たるぴよタイムが行われ、4組の親子が参加した。
また、様々な情報提供に努める同館では、2021(令和3)年3月に、市と社会福祉協議会で策定された、第1期小樽市地域福祉計画・小樽市地域福祉活動計画の愛称「たるたる支え愛ぷらん」についても、23日(金)まで展示紹介している。
お互いさまと支え合い、誰もが幸せを実感できるまち“おたる”を基本理念に、繋がりを持てる地域づくり・助けてと言える地域づくり・安心して暮らせる地域づくりを基本目標に掲げ、地域住民や関係機関・行政など、地域に関わる全ての者が支え合う仕組みづくりを目指している。
小中学生もこの計画に関心を示すよう、小樽市の花「つつじ」から生まれたキャラクターの妖精さちこと、同館キャラクターのたるばとを使い、伊藤司書制作の「ツツジの妖精さちこ たるたる支え愛ぷらんできたよ~の巻」で分りやすく解説し、冊子にして配布中。概要版を配布し、関連書籍も手にとれるよう展示して貸出している。
福祉保健部福祉総合相談室地域共生社会推進担当の中村寿春主幹は、「お互いさまで支え合っていかなければならないことに、皆さんが辿りついてくれればと思う。今後、市としても周知を図る予定」と話した。
春の全国交通安全運動に合わせ、小樽警察署からのポスターやパンフレット、市や交通安全運動推進委員会が旗波で使用する旗を展示。希望があれば夜光反射材がもらえるようコーナーを設置。女性のための運転術や、ぶつからないクルマのひみつ、みなおし運転術などの関連書籍もコーナーに展示し、15日(木)まで貸出している。
この他、新型コロナウイルス感染状況や関連書籍なども貸出しやすいようコーナーを設けている。
4月23日(金)から5月12日(水)までをこども読書週間として、児童図書貸出利用プレゼントや児童室での資料展示を予定している。