小樽市内新型コロナ 変異株の疑い2名・新規感染1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月21日(水)に、市内809例目(道内22821例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者1名が確認され、これまで公表した患者のうち2名に変異株の疑いがあると、22日(木)15:00に発表。

 

 市内809例目は、小樽市在住の性別・年齢・職業非公表で軽症。発症推定日は19日(月)で入院中。感染経路不明で、濃厚接触者5名を特定し、検査中。死亡・重症者なし。

 

 保健所によると、これまで公表した患者の変異株に係るスクリーニング検査を行ったところ、新たに2名に疑いがあることが判明した。

 

 1人は保健所でのスクリーニング検査、もう1人は、民間の検査機関で検査したところ、変異株が疑われるため、国立感染症研究所に確定検査を依頼。結果は分り次第公表するとした。

 

 保健所では、変異株の疑いがないと思っていたが、札幌での変異株が増えていることを受け検査をしたところ、疑いがあることが分かったという。数が少ないため、現時点では、変異株が市中感染しているとは言えないが、札幌の状況などから今後心配される。

 

 市内では、これまで2名の変異株患者が確認されている。

 

 小樽市における現検査状況は、累計16,627名のうち陽性者809名。陽性者のうち入院中2名・宿泊療養等調整中1名・自宅・施設療養1名、陰性確認済等764名、死亡41名。

 

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎4月22日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎新型コロナウイルス感染症変異株の市内発生状況(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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