小樽商工会議所青年部 児童図書寄贈

 小樽商工会議所青年部(近藤修弘会長)は、日本商工会議所青年部が制作した児童図書「おかねってなあに?」35冊・7万円相当を、市内17小学校と市立小樽図書館に寄贈し、4月23日(金)11:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式を行った。

 

 迫俊哉市長は、「子どもたちに、澁澤栄一についても関心を持ってもらいたい」と、有効に活用されることを期待した。

 

 同書は、商工会議所の創設者でもある澁澤栄一からお金の大切さや、お金の役割や感謝の気持ちの大切さを学ぶもので、約500の会社を作り、約600の学校・病院・社会のためになるものを作り、2024(令和6)年度から1万円札の顔となる同氏について知ってもらうこともねらいのひとつ。

 

 同青年部の澁澤栄一プロジェクト事業で制作し、2021(令和3)年3月に発刊したばかり。澁澤栄一の玄孫・澁澤健さんが監修し、おかださえさん作のA4サイズ・40ページ。全国415ヶ所の商工会議所へ配布される。

 

 近藤会長は、「澁澤栄一を知ることになり、お金の成り立ち・寄附・貯蓄・投資、お金を回すことにより、人の仕事・経済を支えることとなる」と、子どもたちに読むことを勧めた。

 

 各小学校の人数に応じて1〜3冊を、週明けから教育委員会によって配布される予定。

 

 ◎日本商工会議所青年部〜絵本「おかねってなあに?」(外部)