小樽天狗山ロープウエイ 夏期営業安全祈願

 

 

 天狗山ロープウエイを運営する中央バス観光開発株式会社(最上2)は、4月29日(木・祝)の夏期営業開始に先立ち、23日(金)9:30から、ロープウエイ山麓駅舎で安全祈願を行った。

 

 岡田浩司代表取締役社長をはじめ、関係者約15名が出席し、住吉神社 川端克征権禰宜による安全祈願の祝詞が上げられ、玉串を捧げ業務の安全を祈った。

 

 岡田社長は、「昨年以来、コロナウイルスの影響により、2ヶ月休業をせざるを得なかった。夏期営業も10日ほど遅らせ29日から開始する。道外では依然として感染が広がり、不透明な状況の中、密を避けることが出来るこの施設で、お客様を招き素晴らしい景色を見てもらい、欲求を解消していただければと思う。

 

 新たな眺望スポットや散策路の整備、ライトアップの拡充を計画し、お客様に楽しんでもらいたい。感染防止の協力をお願いしながら、安全と安心、感動と歓喜、素敵な思い出を提供するという経営理念に則り、お客様をお迎えしたい」と述べた。

 

 スキー場の営業が終わった3月22日(月)から、ロープウエイの安全点検など夏期営業開始に向け準備を進めてきた。山の斜面は例年よりも雪解けが早く、ふきのとうが顔を出し春の到来を告げている。

 

 新施設として、小樽で一番最後に満開となると言われるエゾヤマザクラの周辺で見晴らしの良い場所に、幅3.6m・奥行2mのウッドデッキ「TENGUUテラス」7基を設置。眺望を楽しみながら、てんぐーカフェのテイクアウトメニューが味わえる。

 

 また、高速道路や後志道、奥沢水源地などが見える第3展望台「満天ステージ」もリニューアル。

 

 この他、草原のボブスレー天狗山スライダーは5月15日(土)、入園無料のシマリス公園は5月29日(土)からオープン予定。夏期営業は11月3日(水・祝)まで。

 

 ◎小樽天狗山ロープウェイ(外部)

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