小樽市内クラスター発生 新規感染3名・変異株疑い1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月26日(月)に、市内821例目〜823例目(道内23414例目〜23416例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者3名と、これまで公表した中に、新たに変異株の疑いがある1名を確認したと、また、市内高齢者施設でクラスターが発生したと、27日(火)15:00に発表。

 

 市内821例目は、小樽市在住の40歳代男性・職業非公表で無症状。市内822例目は、小樽市在住の10歳代女性・職業非公表で無症状。ともに市内陽性者の濃厚接触者で入院調整中。それぞれ多数の濃厚接触者がおり、順次検査を進めている。市内823例目は、小樽市在住の30歳代男性会社員で軽症。感染経路不明で入院調整中。現在、濃厚接触者を調査中。死亡・重症者なし。

 

 保健所によると、これまで公表した患者の変異株に係るスクリーニング検査を行ったところ、新たに1名に疑いがあることが判明。これまで発表があった変異株の疑いは9名となった。昨日同様、結果が判明していない状況で、結果確定後、陽性者の変異株疑い率を算出する予定とした。

 

 26日(月)に陽性を発表した4名と、本日発表の3名のうちの1名による集団感染(クラスター)が発生したことを公表。

 

 職員2名と入所者3名の5名。当施設職員20名と入所者24名の検査を実施し、陰性を確認している。入所者3名は医療機関に入院中。

 

 現在、陰性を確認していて広がる可能性が低いと思われるため、施設名は公表していないが、今後、日を追って再度検査する予定。

 

 市内では、3月9日(火)に小樽協会病院のクラスター収束以来で、市内17例目となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計16,902名のうち陽性者823名。陽性者のうち入院中7名・宿泊療養施設6名・自宅・施設療養0名・宿泊療養等調整中3名、陰性確認済等766名、死亡41名。

 

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