あいにくの曇りと雨 小樽の桜満開!

 小樽市内の桜の名所は、GWに入った5月2日(日)満開となった木々も多く、コロナ禍で遠出を控えた市民らが訪れ、花見を楽しんだ。

 

 本日の小樽の最高気温は7.3℃(8:56)を観測し、最低気温も4.8℃(16:46)と上がらず、時折、冷たい雨も降り、屋外での活動には寒い日となった。

 

 4月29日(木)に、今シーズンの開園を始めた手宮緑化植物園(手宮3)のソメイヨシノやエゾヤマザクラはほぼ満開となり、黄色のレンギョウ、大輪の白い花ハクモクレンと春の花が揃い、色とりどりの花々と景色に癒された。

 

 

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、飲食を伴う花見を控えるよう立て看板で呼びかけた。

 

 同園散策路にある1本のエゾヤマザクラは、濃い紅色で大形の花をこんもりとつけ、撮影スポットとなっている。

 

 ソメイヨシノとエゾヤマザクラを交互に植樹している桜の坂も満開となり、枝を伸ばしてトンネルができていた。

 

 梅の花も咲き、ヒヨドリが木に留まり愛くるしい姿を見せていた。

 

 JR南小樽駅(住吉町11)の桜は開いていたが、新しい跨線橋の建設が進み、桜と跨線橋の景観を見ることができなかった。

 

 1880(明治13)年から1965(昭和40)年まで使われていた、開拓当時の鐘が満開の桜を引き立てていた。

 

 

 水天宮(相生町3)の桜は蕾の木が目立ち、満開にはもう少し。まだまだ楽しめそうだ。

 

 満開となった天上寺(入船4)には、花見客が訪れていたが、空が晴れていたらと、悔やまれる人も多かったのでは‥‥。

 

 憲法記念日の3日(月)午前中は雨が降り、午後からは曇り。気温も、4℃〜7℃と4月下旬の陽気となり、寒さが続く見込み。花見日和となる日が待ち遠しいところだ。

 

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