小樽市内新規陽性20名を確認 さらにクラスターも発生

 小樽市(迫俊哉市長)は、5月7日(金)に、市内856例目〜875例目(道内26073例目〜26092例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者20名と、これまで公表した中に、新たに変異株の疑いがある9名、小樽桜陽高校クラスターで2名、また新たに市内食品製造会社で11名のクラスターを確認したと、8日(土)15:00に発表。

 

 本日公表の20名は、感染経路不明が9名、市外陽性患者の濃厚接触者が2名、市内陽性患者の濃厚接触者が9名。

 

 また、同居人の濃厚接触者として検査したところ、陽性が確定した市内873例目は、消防本部警防課の40歳代男性職員。最終出勤日が5日で、陽性確定日の2日前までの接触者のうち、職員6名が濃厚接触者となり、7日(金)19:00から自宅待機とし、8日(土)に検査を行う。外部との接触はなし。

 

 執務室は7日に消毒を実施し、他の部署から応援等で維持し、消防体制に支障はないとしてる。

 

 6日(木)に公表された小樽桜陽高校での集団感染(クラスター)は、生徒2名の陽性が分かり、合計8名となった。

 

 また新たに、5月6日(木)〜8日(土)に、食品製造会社従業員11名の患者が発生。濃厚接触者の範囲を特定し検査を終了。患者全員が、感染の可能性のある期間勤務していないため、感染拡大の可能性が低いと考え、所在地域・会社名を非公表とした。

 

 保健所によると、これまで公表した患者の変異株に係るスクリーニング検査を行ったところ、新たに疑いがある9名に疑いが判明した。市内の変異株疑いは20名となり、確定者は9名となった。

 

 2桁の感染者発生となったのは、2月1日(月)の12名以来で96日ぶりとなる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計18,246名のうち陽性者875名。陽性者のうち入院中17名・宿泊療養施設17名・自宅・施設療養0名・宿泊療養等調整中20名、陰性確認済等780名、死亡41名。

 

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎5月8日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎5月8日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎新型コロナウイルス感染症変異株の市内発生状況(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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