忍路で初の桜まつり 金太郎Cells Power

 

 

 再生医療に貢献する日本のバイオ研究開発企業・株式会社金太郎Cells Power(アレクセイ・グラドコフ代表取締役)は、5月7日(金)・8日(土)に、昨年10月に開設した忍路研究所の敷地内に植樹したしだれ桜を愛でる、金太郎桜まつりを開催。8日は時折強風が吹いていたが、2日間とも晴天に恵まれていた。

 

 小樽ふれあい観光大使で女優の妻倉和子さんが司会を務め、書道や日本舞踊・太鼓・踊り・津軽三味線・剣舞などの芸術家を招き、日本文化に親しんだ。

 

 地域住民や開催を知った市民らが、開演時刻になるにつれて集まり、和の芸術とともに忍路の自然も楽しんだ。

 

 小樽太鼓衆鼓響の若手4名が、勢いある爽やかなバチさばきで観客を魅了し、登川美樹さんが、多方面な踊りの経験を生かして身体いっぱいに花を表現した「花・華・HANA」を踊った。

 

 錦栄流家元で2代目相蘇錦栄さん率いる小樽三弦錦栄会が4曲を披露し、三味線の音色が会場に響き、大日本正義流剣舞術神正館の中村ひとみ師範が剣舞を披露。

 

 室内では、ハープ奏者の更科理恵さんによる「さくらさくら」など演奏会が開かれ、グランドハープとアイリッシュハープの2種類の音色を聴いた。

 

 アレクセイ代表は、「音が背骨に入ったような気がした。それぞれのすごく深い文化的な想いを楽しませてもらった」と、満足した様子だった。

 

 同研究所の近くに住む男性は、「日本の心を知っている。楽しませてもらった」と話した。

 

 ◎株式会社金太郎Cells Power(外部)

 ◎関連記事